【第二回議連総会】固定化回避検討会におけるルート変更の実現を求め国土交通省へ要請

同日開催の国土交通省「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」に先んじる形で、設立総会に次ぐ全体会合が開催されました。

12月の那覇空港におけるボーイング777の飛行機事故、2月の米・デンバーでの同型機の衝撃的な事故は、議連内でも大きな話題となり、また強い危機感を共有していました。
政府が国内航空会社に対して、同型のエンジンを積む航空機の運用を全面的に中止させるほどの重大インシデントです。
 

 

国土交通省によれば、これらの飛行機は羽田空港でも離発着を繰り返しており、羽田新ルート上空で同様の事故が起き、エンジンなど部品が落下していた可能性も否定できません。
現在、那覇の事故資料も含めて米・運輸安全委員会の調査に委ねられており、早期の事故原因究明が待たれます。
 

また、「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」に関して、あらゆる技術的な可能性を考慮して、その絞り込みを行っていることが報告されました。しかし国土交通省の担当者は騒音軽減という言葉を繰り返し、繰り返し行われた「ルート変更」に関する質問には明言を避けました。
会合の最後にあたり、議連の総意として海江田会長から、「経路の固定化回避」のための検討会なのだから、経路」の変更を実現することを強く要請しました。
 

引き続き、羽田新ルートの見直し実現に向けて議連一丸となって取り組みます。

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海江田会長は新ルートの問題点を改めて強調し、経路の見直しを強く求めました。

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固定化回避の検討会に関する質問を行う宮本徹衆議院議員。技術の検討よりも先に経路の変更から議論するべきではないかと提起。

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塩村あやか参議院議員は事故や騒音リスクへの懸念を改めて訴えました。

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畑野君枝衆議院議員が入会され川崎市の問題に言及。早稲田ゆき衆議院議員(代理出席)を含め神奈川県選出議員が初めて出席されました。

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松原仁事務局長は那覇・デンバーの飛行機事故について厳しく追及。住民の立場に立って羽田の飛行ルート変更を行うべきだと迫りました。

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