住民団体と国土交通省の意見交換会

(4月9日 衆議院第一議員会館)

羽田議連の仲介で実現

関係住民団体と国土交通省の意見交換会

4月9日(金)、衆議院第一議員会館「大会議室」において、羽田議連が国土交通省と住民の意見交換の会合を主宰しました。

今回は定員300名の広い会場が確保出来たため、首都圏の幅広い住民団体から関係者の皆様が参加されました。

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【第一部】住民団体と羽田議連による情報交換会

第一部では、国会議員から議会での活動報告、住民団体からは地元での活動や寄せられた羽田新ルートへの意見など情報共有がされました。

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海江田会長はじめ全議員から羽田見直しへの決意や、戦略が語られました。また、議員と住民団体が連携し、新ルートの見直し実現へ力を合わせて取り組んでいくという方向性も確認されました。

また小池晃参議院議員は議連を飛行機に例え、「この飛行機は右の翼が松原仁さん、左の翼が私、中央にパイロットの海江田さんがキャプテンとして、全員が協力して行動していきます」と超党派での取り組みを強調し、会場から大きな拍手が起こりました。

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住民の皆様から議連への要望と地元での活動報告をいただきました。羽田問題解決プロジェクトの大村代表をはじめ各地から5名の方が代表でスピーチを行いました。それぞれの住民団体に個別の相談が数多く寄せられていることも大きな話題となりました。

【第二部】国土交通省と住民団体による意見交換会

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第二部では、国土交通省の航空局から担当者7名が出席し、住民団体が求めていた政府との意見交換が実現しました。政府には引き続き地域住民への運行開始後の実態など説明会の実施等を求めます。

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冒頭で、全住民団体が協力して集めた国土交通大臣あての署名が、「港の空を守る会」増間代表と「航空機の都心低空飛行に反対する江戸川区民の会」太田代表を介して提出されました。

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質疑応答では、日航の元パイロットで航空評論家の杉江弘さんから、固定化回避のための検討会では抜本的な見直しが選択肢に入っていないことが指摘されました。

仮にルートが変更されても滑走路の使い方の変更がなければ、羽田に近接する品川区などは現行のルートが永久に固定されてしまう非常に深刻な課題が浮き彫りになりました。

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第二部の終盤では海江田万里、松原仁、小池晃、山添拓の各議員からも、住民の福祉に配慮した政策立案を強く求める発言がありました。

羽田低空飛行見直しのための議員連盟では、住民の皆様とも協力し、このような機会を活用して羽田新ルート問題に全力で取り組んでまいります。