2024年4月11日 羽田議連を再開催

  • 議事

(1) 羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会

・現在までの検討状況 ・今後の見通し

(2)1月2日に発生した羽田空港地上衝突事故について

   ・事故原因 ・再発防止策


事前質問

① 羽田空港で可能な発着数について、時間値80回(82回)を90回にすることが新ルート導入の目的と説明されてきた。そのうえで新ルート運用に時間制約を設ける中、年間39000回の離発着を増やすとの認識である。新ルート運用前には時間値は上限値であるように説明がなされていた。

一方、運用開始後に従来ルートでの離発着が時間80回(82回)を超えている実績についての説明では、時間値は運用可能な値の平均値であるような表現にも聞こえる。

そこで時間値の厳密な定義をお示しいただきたい。(最大可能な)平均値であるなら、機材の組み合わせのパターンにより(安全運用を踏まえた上での)最大の運用可能回数を、現状の各種機材運用比率に整合する範囲で、機材の主要な組み合わせパターン毎に可能な最大回数と、実際の運用に占める出現頻度を示して戴きたい。

② 時間値を80から90に増やすため年間39000回増の内訳について、D滑走路運用再評価により「2回/時間」増えた分は従来ルートの成果であるため、新ルート運用の開始による増便効果は年間26000回という認識は正しいか。

③今年1月のA滑走路事故リカバリー後の2月〜3月の日別・時間帯別・離着陸別の運用実績数を提供していただきたい。その際、各データ毎に南北運用区分(北、南、混在)と従来新ルート区分(従来、新ルート、混在)を付加していただきたい。※需要に対して新ルート運用が不可欠であることを確認できるデータがあれば別の形でも構いません。

④③に関連して、この期間の日毎の運用の中で、管制の運行管理を原因としてダイヤ遅延が発生したと判断されているケースがあれば、その理由とともに示していただきたい。

要望

1、「固定化回避」に係る検証に使用している(使用した)シミュレーションチャートを資料として用意

2,「固定化回避」に係る検証部門の責任者もしくは担当者のご出席